MET ライブビューイング2012~2013 第4作 モーツァルト ≪皇帝ティートの慈悲≫

MET LIVE VIEWING 2012~13 
 2011~12年シーズンには グノー≪フアウスト≫、マスネ≪マノン≫の2作品を鑑賞した。

 オペラ・ビューイングでは実際に劇場で観るような臨場感が味わえないのはやむを得ない。
札幌での年1・2回の海外歌劇場のオペラ上演は演目が限られていて以前に何回か鑑賞した作品の上演ばかりなので、新しい作品を見ようとしたらMETが魅力的である。
 
 2012~2013シーズンの昨年11月3日の第1作 ドニゼッティ ≪愛の妙薬≫に次いで、
第4作 モーツァルト ≪皇帝ティートの慈悲≫を今日観てきた。
前回同様、上映初日とあって結構混んでいた。2・3年前はウィークディのせいかもしれないが閑散としていた。適当な広さのシアターを使うような工夫があったり、オペラ・フアンも増えてきたのかも知れない。

 ≪皇帝ティートの慈悲≫はモーツァルトが1791年に作曲した最後のオペラ作品である。(1791年12月死去)
紀元1世紀に実在したローマ帝国の伝説的皇帝をめぐる愛と憎しみを描いたストーリー。
友情と愛の狭間で苦しむ主役をジュゼッペ・フィリアノーティ(テノール)、エリーナ・ガランチャ(メゾソプラノ)。二人ともオペラ界では名歌手らしい。ソプラノのバルバラ・フリットリはベテランの領域で貫禄充分。
やはり3人の歌唱力は抜群。アリアなどの優れた歌唱で聴衆を魅了していた。
 皇帝に対する陰謀を寛容な心で許すティート帝の物語。「ローマが平和でありますように!」という大合唱で幕。
 
 所有しているモーツァルトの序曲集のCDにこの歌劇の「序曲」が入っていてよく聴く。この序曲は単独で演奏会で取り上げられることもある。
歌劇≪皇帝ティートの慈悲≫「序曲」祝典的な雰囲気の明るい曲であるが、オペラの内容は全然知らなかったので鑑賞する気になった。
 男役をメゾソプラノが演ずることはあるが、今日のオペラでは女性がズボンをはいて男役を演じている歌手が何人もいて興味深かった。ハイヒールでないので、広い舞台で特に階段を気にせずに前を向いて歌いながら移動するのに楽であるとインタビューに答えていた。
 
 METビューイングは世界中の多くの国で上映されているので、歌手がインタビューを受けた際に毎回のようにニューヨークから出身国の家族などに挨拶しているのは微笑ましい。主にヨーロッパ、今日の歌手はラトビアの家族へ挨拶。
 今シーズンは12作品中半分は観るつもりにしている。1月に3週連続しているのでチョットきついが、、、

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Author:fsuterry
年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

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