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川井郁子コンサートツアー2018 LUNA~千年の恋がたり~

川井郁子の名は10年以上前に耳にしていたが、彼女のコンサートは普通のヴァイオリンコンサートとは少々違うもので今迄に聴く機会を持たなかった。川井はクラシックからジャズ、クロスオーヴァーまで幅広いジャンルで活躍する一流のヴァイオリニスト。国内外の主要オーケストラとの共演のほかに、自ら作曲した曲を含むデビュー・アルバムをリリースして話題を集め、カーネギーホールやパリ・オペラ座公演も行っている。クラシック音楽ではファジル・サイ、ホセ・カレーラスとも共演、仲道郁代、遠藤真理、森麻季などと室内楽を展開している。
一度は聴いてみようと思って今回の公演を聴くことにした。

2018年2月18日(日) 1:30PM 開演  札幌コンサートホールKitara大ホール

出演はヴァイオリニスト、ピアノ・キ-ボード奏者、尺八・琵琶奏者、和太鼓奏者の4名。
プログラムは2部構成。
 〔第一部〕
  ロドリーゴ(川井郁子編):恋のアランフェス~レッド・ヴァイオリン~
  川井郁子:流浪の女、 赤い月
  モンティ:チャールダーシュ
  作者不詳:さくら
 〔第二部〕「源氏がたり」 (林 真理子著作より) *演出:川井郁子・吉井盛悟
  川井郁子:時の彼方に、 宵待の月、 風のあとに
  川井郁子:夕顔 ~「源氏物語」より~
  チャイコフスキー(川井郁子編):ホワイト・レジェンド『復活』~白鳥の湖より~

エントランスで渡されたプログラムは広告が多くて、演奏曲目が載っていないのに戸惑った。主催者が作成した紙に曲目が書かれていてホッと一安心。
ギターのヴィルトオーゾの有名な曲の聴き慣れた旋律で始まった。最初の曲はヴァイオリン、ピアノ、和楽器、和太鼓を使用した編曲もの。川井が目指した和楽器と洋楽器のコラボレーションとなる曲作りの方向性が伝わった。
2曲目以降はピアノの代わりにキーボード、日本の楽器は尺八・琵琶・笛・和太鼓などが用いられた。シルクロードを通ってジプシーの音楽やオリエンタルな雰囲気も広がる曲が続いた。ヴァイオリン曲として演奏される機会の多い「チャールダーシュ」はいつもと違う楽器構成で興味深かった。予定の演奏家が来札できなくて曲目変更があり、日本古謡「さくら」が演奏された。現代的な洋風の音楽に編曲されて粋な感じがした。
ヴァイオリニストが前半最後の曲「赤い月」の演奏前にマイクを持った。携帯電話について触れ、後半の曲の説明をした。聴き取れいないことが多くて、携帯の音源に注意の連絡かと思っていた。ところが、隣席の女性が携帯をいじり始め、前方の十数名が携帯やスマホで写真を一斉に撮り始める姿が目に入った。フラッシュも光った。主催者のプログラムにはもちろん写真撮影厳禁と書かれている。撮影許可の話があったのかと判断せざるを得ない状況だった。前代未聞の状況に驚いて、いささか動揺した。

後半は川井が平安時代を思わせる着物姿で語りも交えて、ヴァイオリンを演奏した。琵琶が入って独特の幻想的な源氏物語の世界が描かれた。川井の才能の豊かさを感じさせるステージであった。
アンコール曲は「ソーラン節」で北海道公演を盛り上げた。自分にとって必ずしも好みのコンサートではなかったが、いろいろなコンサートがあってよいと思った。
ジャンルを超えた活躍でファンの心を掴んでいる様子は帰りのホワイエに彼女のサインを待つ人々の長い列にも表れていた。




 
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Author:fsuterry
年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

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