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ラトル最後のジルベスター・コンサート(独唱はディドナート)

2016年ジルベスターコンサートはデジタル・コンサートホールの登録をしたばかりでダニール・トリフォノフの「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番」の演奏を楽しみしていた。ところが、音楽界の特別の事情があったのだろうが日本への配信は実現しなかった。誠に残念であった。時差の関係で日本では1月1日の深夜開演となる。

昨年の年末から今年の年初めまでは好みのライヴ・コンサート鑑賞が少なくて、かなりの時間をデジタルコンサートなどに費やした。ベルリン・フィルハーモニーで開催された12月の7つのコンサートも見終えた。顔なじみのブロムシュテットとピリスの共演も楽しかった。2000年にブタペスト祝祭管を率いて諏訪内晶子とKitaraに登場したイヴァン・フィッシャーが懐かしかった。当時はCDを集中的に買い求めていた時期で、演奏会で音楽家からサインを貰い始めたが、一番最初にサインを貰ったのがFischerであった。思い出に彼のサインをブログに載せたことがある(*現在、ブログ上のサインがどうなっているかは確かめていない)。

ラトル最後となる2017年ジルベスターコンサートは昨年の経過もあって鑑賞には余り乗り気ではなかったが、MET《ノルマ》で圧倒的な演唱で魅了されたディドナートは今一度、歌曲の歌声を聴いてみたいという思いもあった。

デジタル・コンサートホールは通常は日本時間の午前3時開演になるので、今まではアーカイヴで視聴している。ベルリン・フィルのジルベスター・コンサートを聴くのは全く初めてであった。ステージはイルミネ-ションで飾られ、質素な中にも華やかな雰囲気に包まれていた。
〈Program〉
 ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」op.92、 ストラヴィンスキー:「ミューズを率いるアポロ」より パ・ドゥ・ドゥ、 R.シュトラウス:オーケストラ歌曲集(メゾソプラノ/ディドナート)、 バーンスタイン:「オン・ザ・タウン」より 3つのダンス・エピソード、 ショスタコーヴィチ:「黄金時代」組曲 op.22a

タイトルを初めて聞く曲が多かったが、ダンスのメロディがふんだんに現れて楽しい気分になった。ストラヴィンスキーの曲も夢のような美しい調べ。
リヒャルト・シュトラウスは歌曲をたくさん書いているが、非常に聴きやすい旋律の曲を最も魅力的な声を駆使して、DiDonatoが人々の心に届く素晴らしい歌声を披露した。ただ、聴き惚れるだけであった。
バーンスタイン生誕100年の今年はバーンスタインが書いたいろいろな曲を聴く機会が増えるであろう。“On the Town”はバーンスタイン独特のリズムが心地よくて心も躍るような音楽。ソリストのアンコール曲が入って、「ホワイトハウス・カンタータ」より テイク・ケア・オブ・ディス・ハウス。
ショスタコーヴィチが1930年に書いたバレエ曲も意外な調べで興味深かった。

予想していたより、選曲がダンス曲が中心で、思いもよらないメロディが聴けて楽しかった。肩の凝らない、気持ちが和らぐコンサートであった。
アンコール曲は「ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 op.72-2」と「ブラームス・ハンガリー舞曲第1番」。人々に親しまれている名曲で聴衆も大喜びで、いつまでもカーテンコールが続いた。

※Kitaraボランティアの女性1人がウィ-ン・フィル・ニューイヤーコンサートのリハーサルとベルリン・フィルのジルベスターコンサート鑑賞が組み入れられた海外旅行に出かけていたので会場のどこかにいるのだろうと思った。
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Author:fsuterry
年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

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