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第61回NHKニューイヤーオペラコンサート2018

昨年末の24日を最後にライヴでコンサートを聴く機会がないと少々ストレスがたまる。次回の8日までデジタルコンサートやNHKのEテレなどの音楽番組で間を持たせている。
昨夜は恒例のNHK New Year Opera Concertが開催されたが、私が聴くのは4年ぶりで2回目だと思う。60年も前から開催されていたとはビックリである。

2018年1月3日(水) 19:00開演  NHKホール
指揮/沼尻 竜典   管弦楽/東京フィルハーモニー交響楽団

第1部 モーツァルト・ファンタジー
 モーツァルトの7大オペラを組み合わせながら、人間の愛をファンタジーで構成
 「魔笛」、「フィガロの結婚」、「後宮からの誘拐」、「皇帝ティートの慈悲」、「ドン・ジョバンニ」、「イドメネオ」、「コジ・ファン・トゥッテ」から アリア、二重唱、合唱。 それぞれのオペラの登場人物の愛を描き、語りを挟みながら何となくまとまったストーリーに仕立てあげた脚色はさすがであった。オペラの楽しさが伝わってくる演出。語りは井上芳雄。
出演は黒田博、砂川涼子、林美智子、櫻田亮などの日本の代表的なオペラ歌手。

第2部 没後150年のロッシーニ
 ロッシーニの作と伝えられたが、のちに偽作と判明した「猫の二重唱」は初めて聴く曲。非常にコケティッシュな歌唱で面白かった(歌唱/小林沙羅、市原愛)。
 約40作ものオペラ作曲の後に書いた歌曲2曲。「フィレンツェの花売り娘」(幸田浩子)、「踊り」(村上敏明)は2曲とも聴きごたえのある歌唱だった。(ピアノ/山田武彦)
 オペラの作品ではカウンターテナーとして話題の藤木大地が「タンクレディ」から アリアを歌った。大学時代はテノールだったが、世界的なカウンターテナーとして活躍中で、彼の特徴のある歌声を聴けて良かった。

第3部 ヴェルデイ、プッチーニ、ワーグナー
 ヴェルディの《椿姫》から「乾杯の歌」が藤田卓也と幸田浩子の二人と合唱団による賑やかで馴染みの歌。「さようなら、過ぎ去った日よ」のアリアは中村恵理の演唱で感情が揺さぶられる圧倒的で感動的なものであった。さすが、バイエルン国立歌劇場の専属ソリスト歌手として活躍した人の演唱だった。歌劇の流れの中で歌うのと、前後のつながりが無くて突然歌う曲の違いの難しさは素人でもわかる。そこを超えて感情を投入して歌うのはまさにプロ中のプロであると思った。表現力が豊かで実にドラマティックな演唱であった。、(*日本語では「椿姫」だが、イタリア語では「La Traviata」(道を外した女)。
《ドン・カルロ》から「ヴェールの歌」はアリアと女性合唱、《トロヴァトーレ》からはアリアと男声合唱の舞台も対照的で見事だった。

プッチーニは《ボエーム》から二重唱、《トスカ》から「歌に生き、愛に生き」(大村博美)の有名なアリアで会場の大拍手を浴びていた。

ワーグナーは《ニュルンベルクのマイスタージンガー》からフィナーレ。日本のテノールの第一人者、福井敬とバス歌手の妻屋秀和
による輝かしい歌唱に合唱団が加わる見事なフィナーレの場面。

歌手が約20名、新国立劇場合唱団、二期会合唱団、びわこ声楽アンサンブル、藤原歌劇団合唱部の4団体も加わっての華やかな舞台であった。
コンサートの最後は《こうもり》からの曲で出演者がシャンペン・グラスを片手に持ちながら葡萄酒の歌で乾杯! 盛大なコンサートが幕を閉じた。


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Author:fsuterry
年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

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