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Kitara開館20周年記念 オルガン・ガラコンサート

札幌コンサートホールKitaraは開館した翌年1998年から1年ごとに若い専属オルガニストを招聘している。彼らは一年間の活動を通して多大な経験を積んで、任期終了後は世界各地で活躍している。今回は初代と第2代オルガニストを迎え、第19代オルガニストの3名によるガラコンサート。

2017年12月9日(土) 15:開演  札幌コンサートホールKitara大ホール

〈出演〉パスカル・マルソー(初代)、イヴ・ラファルグ(第2代)、 マルティン・グレゴリウス(第19代)
〈Program〉
 マルシャン:オルガン曲集 第3巻より グラン・ディアローグ(独奏/マルソー)
 J.S.バッハ(ポヴェ編曲)4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065(独奏/マルソー)
 アラン:リタニーJA119(独奏/マルソー)
 ベートーヴェン(ラファルグ編曲):交響曲第7番より 第2楽章(独奏/ラファルグ)
 ラファルグ:Kitaraファンタジア(独奏/ラファルグ)
 ヴィドール:オルガン交響曲第6番 ト短調 作品42-2より 第1楽章(独奏/ラファルグ)
 ナシ:オルガンとピアノ、チェンバロのための子守歌 第11番 作品100
    (オルガン/グレゴリウス、 ピアノ/マルソー、 チェンバロ/ラファルグ)
 ブルーナ:聖母マリアの連祷による第2旋法のティエント(独奏/グレゴリウス)
 メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ イ長調 作品65-3(独奏/グレゴリウス)
 デュプレ/行列と連祷 作品19-2(独奏/グレゴリウス)
 即興によるソナチネ
   マルソー:プレリュード、 ラファルグ:アダージョ、 グレゴリウス:トッカティーナ
 チャイコフスキー(ラファルグ編曲):バレエ音楽「くるみ割り人形」組曲 作品71aより “花のワルツ”(オルガン連弾/マルソー、グレゴリウス、 ピアノ/ラファルグ)

Pascal Marsaultは1973年、フランス生まれ。1998-99年、札幌コンサートホール初代専属オルガニスト。Yves Lafargueは1969年、フランス生まれ。1999-2000年、札幌コンサートホール第2代専属オルガニスト。 Martin Gregoriusは1991年、ポーランド生まれ。2017年9月、第19代札幌コンサートホール専属オルガニストに就任。

3人のオルガニストが各々3曲のオルガン曲をそれぞれ約25分間の演奏。Kitaraの音色を生かした曲が演奏されたが、ラファルグは耳慣れた交響曲の編曲ものと自作の作品(*2008年のKitaraのリサイタルで披露された)で個人的には興味が持てた。
オルガン曲で耳慣れたメロディを持つ曲は相変わらず、バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」など、ほんの数曲だけである。ヴィドールの「オルガン交響曲第6番」は何度か耳にしてはいるが、旋律に親しむまでには至っていない。

オルガン、チェンバロ、ピアノという3つの楽器での演奏は興味深かった。「即興によるソナチネ」は三人三様の即興演奏で楽しかった。Kitara開館20周年の祝いを込めて“Happy Birthday”、“おぼろ月夜”のメロディが使われていて、集中力を高めて聴けた。
最後のプログラムは3人の共演で、12月に演奏される機会の多い「くるみ割り人形」から、人々に最も親しまれている「花のワルツ」は聴衆を喜ばせた。今回のガラコンサートに対する関心が高くて、1500名くらいの人が聴きに来ていたと思う。

演奏終了後に、3人がそれぞれ日本語で挨拶して、アンコールに前例のない6手によるオルガン演奏。曲は「パガニーニ:ラ・カンパネラ」。

歴代19人の専属オルガニストのコンサートは全員聴いている。マルソーは10回、他のオルガニストは平均4・5回になるが、Kitaraに帰ってくるオルガニストが増えているのは喜ばしい。オルガンを身近に感じて、気軽にKitaraに足を運ぶ切っ掛けになるような試みにも繋がるコンサートであった。
 

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Author:fsuterry
年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

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