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札響第605回定期演奏会(ポンマー指揮バッハのクリスマス・オラトリオ)

土曜日昼公演の会員であるが、明日は聴きたいコンサートが札響定演と同じ時間帯に別のホールであるために、日程振替を利用して金曜日の演奏会を聴いた。
今年2017年の札響は1月定期のバッハ「管弦楽組曲」で始まり、12月定期の「クリスマス・オラトリオ」で終わる。ポンマーの思い入れの強いバッハの音楽の年。

2017年12月1日(金) 19:00開演  札幌コンサートホールKitara大ホール

《ポンマーのバッハ・プロジェクト第2弾 歓喜の前に、クリスマスの歌声》
指揮/マックス・ポンマー  
独唱/針生美智子(S)、富岡明子(Ms)、櫻田 亮(T),、久保和範(Br)
合唱指揮/ 長内 勲  合唱/札響合唱団、東京バロック・スコラーズ、ウィステリア・アンサンブル
〈Program〉
 J.S.バッハ:「クリスマス・オラトリオ」より 第1、第2、第5、第6カンタータ

プログラムの解説によると、曲はバッハが残した3つのオラトリオの中で最も規模が大きい作品。バッハが49歳でライプツィヒに移って11年目になる1734年のクリスマスから翌年1月6日にかけて、6日にわたって初演された。6回の祝祭日に、1つずつクリスマス・カンタータが演奏され、まとめて「クリスマス・オラトリオ」と呼んだそうである。6部構成で、全部で64曲。

実質的に6つのカンタータから構成され、一貫したストーリーは無い。オーケストラも小編成であり、各部で異なる。
冒頭の合唱はトランペット3本とティンパニが活躍する威勢のよい華やかな祝賀カンタータ。第1・2部(各30分)では聖書朗読者(テノール)が朗誦する「ルカによる福音書」からの引用。第5・6部(各25分)では「マタイによる福音書」からの引用。第6部の最後の曲はトランペット3本とティンパニも入っての華麗なフィナーレ。

4人の歌手は二期会会員。針生は何十回もKitaraのステージに立っている小樽出身のソプラノ歌手。テノールの櫻田も札響との共演も多く、秀でた朗誦。初めて聴くメゾソプラノ(ァルト)の富岡の歌声が目立った。彼女は来年の二期会公演のベッリーニ《ノルマ》にアダルジーザ役(*先月のMETビューイングでディドナートが名演)で出演予定も成程と頷ける美声。バリトン(バス)の久保の低音も魅力的だった。
約90名の合唱団は主力の札響合唱団に15名の助っ人が加わった。小編成のオーケストラに対して合唱の役割が大きかった。オーケストラではチェロとコントラバスが通奏低音の響きでバロック音楽の特徴が出ていた。管楽器はオーボエの活躍の場面が目立った。一度だけだったがフルート独奏が入る場面は美しい旋律が聴けて良かった。全体を通してバロック時代の雰囲気が味わえる演奏会となった。

札響定期でバッハだけの演奏会が1年に2回もあって、バッハが大好きな人には好評だろうが、オーケストラ団員の出演機会が少ないのが気になった。めったに聴けない曲を聴ける楽しさもあるが、聴衆の入りが悪いのは残念であった。
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Author:fsuterry
年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

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