ゴッホ展 Van Gogh & Japan [北海道立近代美術館開館40周年記念] 

前回、道立近代美術館でゴッホ展が開催されたのが2002年だった。今回は15年ぶりの開催で1ヶ月半に亘る展覧会も終了まで10日ほどになった。午前中の時計台ボランティア活動を終えて、午後に近代美術館に出かけた。
北海道新聞社創業130周年記念事業ということもあって時計台の近くの本社ビルにゴッホ展の強大なポスターが4月から宣伝用に張られていた。5月から始まった時計台での活動日に、ある外国人が“外に画家の絵が掲げられているが何かあるのか?”と尋ねてきて、その時は何のことか直ぐに分からなかった。その外国人がオランダ人だと分かって、後からゴッホの絵のことかと判明した。そんなわけで日本の影響を受けて描かれたゴッホの「寝室」という作品を知った。

前売り券を買っていたが、今日は当日券を求める人が美術館の前で列をなしていた。今までに見たこともないほどの人々の行列にゴッホ人気はやはり凄いと思った。
中に入るとかなりの混雑ぶり。春の《大原美術館展Ⅱ》も有名な画家の作品が展示されていたが、ゴッホの作品を中心にした展覧会の人気は一段と賑わう。前回のゴッホ展は28万人が観覧したという。

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの名も今回は多分オランダ語読みでフィンセント・ファン・ゴッホと表示されていた。1番目の作品が有名な「自画像」。前回も展示されていた同じ自画像だが今回のタイトルは「画家としての自画像」(*前回は「麦藁帽子を被った自画像」)。1887年の作品で油彩が生き生きとして130年前に書かれたと思えないほがどの新鮮さに感動! 

今回は日本の浮世絵と出遭って描かれた「花魁」も目を惹いた。歌川広重の「東海道五十三次」、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」などの作品も展示されていたが、日本の浮世絵画家から受けた作品に具体的な解説がついていて一段と興味を増した。
「雪景色」は初めて目にしたが、ゴッホの作品とは思えないような作風。「花咲くアーモンドの木」、「麦畑」は前回も出ていたようだが、遠近感なども取り入れて日本の夢を追っていたゴッホが身近に感じ取れたのは良かった。

ゴッホの死後に、彼の作品に憧れていた日本の芸術家たちがゴッホ巡礼を行った様子が葉書、写真などの形で展示されていた。混雑の中で細かい字で書かれた資料を読むのは避けた。

以前より美術館に通う回数は減った。午前、午後とスケジュールが続くと疲労感が増すのは加齢のせいで止むを得ない。昨日、来年3月来日するニューヨーク・フィルのコンサートのチケットを申し込み、今日は帰りにセブン・イレブンで発券してもらって心も一気に軽くなった。

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

fsuterry

Author:fsuterry
年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
最新コメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR