札響名曲シリーズ2012~2013 vol.4

音楽が紡ぐ物語 vol.4

古典神話の主人公たち

 今シーズンの第4回目の札響名曲シリーズは

ラドミル・エリシュカ指揮で
 
 プログラムは  ベートーヴェン: バレエ 「プロメテウスの創造物」序曲
           ハイドン: 交響曲第88番 「V字」
           モーツァルト: 交響曲第41番 「ジュピター」
 
 「古典神話の主人公たち」と題された本日のコンサートはプロメテウス、ジュピターと古代の神々の名を持つ名曲が演奏された。3人の作曲家はいわゆる≪古典派≫でクラシック音楽の分野で交響曲を作曲した元祖たちである。

 ベートーヴェンは序曲を11曲作曲したとされるが、「プロメテウスの創造物」は1801年に作曲された最初の序曲であり、短いがドラマティックな曲である。あっという間に終わってしまった。

 ハイドンの曲は美しいが、作曲から250年を経た今日では大ホールより小ホールの方が鑑賞により適しているのではないかと痛感した。これが今日の率直な感想である。本日のコンサートの題との関係も不可解だった。

 モーツァルトの「ジュピター」は1788年に作曲されたから225年も経っているが、輝きを失わないのは大作曲家たる所以でしょう。何回か聴いた札響の"Jupiter"は今日は満足できました。オーストリアのモーツァルトを得意にしている楽団と比べると何となく迫力が足りない感じが否めないのです。

 アンコール曲の≪歌劇「フィガロの結婚」序曲≫は素晴らしかった。

 エリシュカは常任客演指揮者として来月も《札響の第九》があり、来シーズンも定期が2回、名曲シリーズが1回予定されている。80歳を越えているが若々しく元気である。また丁寧な指揮で重厚であるが曲が新鮮に聴こえる。聴く者の姿勢のせいか。楽団員に対しても、また聴衆に対しても敬意と感謝を表す姿勢も日本人に好感を持たれるのだと思う。

 
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

fsuterry

Author:fsuterry
年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR