音楽工房G・M・P’s 音楽の祭典~2012~

 数日前、「ピアノの発表会」に行きませんかと友人に誘われて招待を受けることにした。私が通うKitaraとはレベルが違うという話だったが、会場の名前を聞いて、それなりのコンサートだと思い、昨晩久しぶりにその会場に出かけた。

 会場は「ザ・ルーテルホール」だった。300席ほどの小ホールではあるが音響もよく、開館当初よりスタインウェィのピアノを所有していて独特の雰囲気があり、Kitaraがオープンする前は何回か通っていた。最近では3年前にバロック音楽で有名な寺神戸亮の「復元古楽器で奏でるバッハ」のコンサートを楽しんだのはこのホールだった。

 プログラムはリストの「オーベルマンの谷」、「スペイン狂詩曲」やショパンの「スケルツォ 第2番」、バラキレフの「イスラメイ」など。男女5人の若手のピアニストが出演したが、それなりに経験を積んでいて聞き応えがあった。特にまだ学生の佐藤有馬は溌剌とした演奏で印象に残った。順調に成長してほしい人材である。女性陣は安定した演奏ぶりだったと思う。

 今回のコンサートをプロデュ―スした大楽勝美(だいらく かつみ)は北海道を代表するピアニストで札幌では指導者としても名高い人物である。コンサートの司会でもユーモアのある個性を披露して、後半には連弾ばかり6曲をプログラミングした。楽譜のない曲も2曲自ら譜面作りに成功して連弾に臨んだという話だった。
 
 聴衆に、文字通り、音を楽しんでもらう企画であった。「ウイリアムテル序曲」「セビリアの理髪師」など馴染みの曲を連弾で楽しませた。 6手や8手の連弾は、手の動きがバッチリ見える正面の席だったので大いに楽しめた。(大楽

 STEINWAY & SONS の文字が金色に輝いていて新しいピアノに変わったのかも知れないと思った。又、休憩時に調律が必要なかったのはピアノの性能がそれだけ優れていた故か、これも凄いと感じたのである。

 Kitara小ホールで演奏できるレベルのコンサートであったことは言うまでもない。
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Author:fsuterry
年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

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