ミニコンサート(by 鎌田 泉) in Steinway Studio

スタインウェイスタジオ札幌でミニコンサートを聴くのは昨年2月に続いて2回目である。
ヴァイオリニストの鎌田泉は昨年9月、ルーテルホールで開かれたトリオ・レイラのコンサートで好演した。現在は紀尾井シンフォニエッタ東京のメンバー。

2015年2月22日(日) 14:00~14:45  井関楽器札幌3F スタインウエイスタジオ 

出演/ 鎌田 泉(ヴァイオリン)、 新堀 聡子(ピアノ)

〈Program〉
 ヴィターリ(1663-1745):シャコンヌ
 ラフマニノフ(1873-1943):ヴォカリース
 ファリャ(1876-1946):スペイン舞曲
 ドヴォルジャーク(1841-1904)(クライスラー編):母の教え給いし歌 
 モンティ(1868-1922):チャルダッシュ

 5曲とも有名で親しまれている曲ばかり。 シャコンヌはコンサートではバッハの曲が演奏される機会が多い。ヴィターリの曲はヴァイオリンの初心者が習う曲として親しまれているようだ。10分余りの曲で聴きごたえがあった。鎌田自身の話では数回しか弾いたことがないが、サロン風のミニコンサートで気持ちを楽にして弾ける曲として最初の演奏曲に選んだそうである。

「ヴォカリース」の原曲は歌曲で、今日ではいろいろな楽器に編曲されて親しまれている。オペラのなかで書いた「スペイン舞曲」は演奏してスカッとした気分になると言う。ドヴォルジャークの原曲も歌曲であるが、心が洗われる曲として彼女が大好きな曲だそうである。最後に人々に最も親しまれている曲のひとつ「チャルダッシュ」を演奏してコンサートを締めくくった。

鎌田泉レヴェルのアーティストがミニコンサートに出演とあって沢山の人が会場に詰めかけた。1曲終わる度ごとに満足の掛け声をかける人もいたが、流石と思わせる鮮やかな演奏であった事は確かである。 

ピアノ伴奏の新堀も最近はリサイタルを開催して活躍も目立つが、大物を相手に遠慮がちな進行役。それでも鎌田の今後の演奏活動を何とか巧みに聞き出していた。

鎌田泉は東京、札幌を中心に活動しているが来月から米国に渡って3週間ほど滞在してオーケストラとの共演やソロ活動などで7・8回公演の予定があるという。彼女の話では貸与されているヴァイオリンの交換条件として3年間に亘って一定の期間アメリカのオーケストラのコンサートマスターとして出演し、ソロ活動を義務付けされている。(財団などから楽器を貸与されて活動している演奏家は思いのほか沢山いることが考えられると思った。)
具体的な話もあったが、ネットで検索してみたら、より詳しいことが判った。彼女が客演コンサートマスターを務めるオーケストラは“The New Orchestra of Washington”。3月28日、首都ワシントンと翌29日メリーランド洲とで2回公演。プログラムはピアソラ、ロドリーゴ、ベートーヴェンの3曲。3曲の共通点は「ダンスの要素」とか? 「アランフェス協奏曲」のギター独奏は村治奏一、ベートーヴェンは「交響曲第7番」。

アンコール曲にはアメリカ公演の曲目の影響で“今ハマッテいるピアソラ”から「タンゴ」を演奏した。


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Author:fsuterry
年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

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