PMFオーケストラ演奏会(指揮:オスモ・ヴァンスカ)〈Sプログラム〉 2014

2014年7月13日(日) 14:00開演  札幌コンサートホール Kitara大ホール

出演:オスモ・ヴァンスカ(指揮)、 PMFオーケストラ、 PMFヨーロッパ、
    大村博美(S)、塩崎めぐみ(Ms)、水口聡(T)、大塚博章(Bs) 
    PMF合唱団(北海道大学合唱団、札幌旭丘高等学校合唱部、
            札幌山の手高等学校合唱部)
〈プログラム〉
 ベートーヴェン:「エグモント」序曲 作品84
           交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」

2012年まではPMFオーケストラの演奏会は音楽祭期間中に3種類のプログラムで開催されていた。プログラム A、B、Cの他に、昨年から最初のプログラムとして〈プログラム S〉が追加された。

Kitaraのステージに3度目の登場となったオスモ・ヴァンスカの簡単なプロフィールは昨日のブログに書いた。前2回はフィンランドのオーケストラを率いてシベリウスがプログラムの中心であった。今回はミネソタ管弦楽団と録音して話題となったベートーヴェンの曲が選ばれた。

「エグモント」序曲はベートーヴェンの最も人気のある作品の一つであるだけでなく、序曲の模範的な先駆けとなった曲として位置づけられている。1809年にウィーン宮廷劇場から依頼を受けて作曲した作品。ドイツの文豪ゲーテが書いた、スペインからの独立を求めて闘うオランダの指導者エグモントが主人公の悲劇の物語。当時ナポレオンの支配下にあって苦しんでいたウィ―ンで関心の高かった自由の尊さにベートーヴェンが共鳴して曲作りをしたとされる。

上記の記述はベートーヴェン序曲集のCDに書かれていた英文を参考にして翻訳した。曲の中で不安、悲しみ、穏やかな感情が交錯する場面、英雄を讃える勝利の叫び、自由の素晴らしさが表現されていると感じた。演奏する者も、聴く者も感動できる名曲と言えるのではないか。

昨日、芸術の森の野外ステージで聴いたときも良かったが、大ホールで落ち着いて聴けて、曲の良さをじっくり味わえた気がした。昨日は椅子席前方からの鑑賞で弦楽器奏者以外は見えなかったが、今日は管楽器・打楽器奏者も視野に入って演奏の様子を見れたのが良かった。フルート、オーボエ奏者の活躍が目に付いた。ピッコロの演奏も興味深かった。(管弦楽はアカデミー生だけの演奏で行われた。)

「第九」の曲について今更言及するまでもない。日本では年末に聴く機会が圧倒的に多い曲だが、欧米では重要なイヴェントで演奏されるそうである。今年はPMF25周年を迎える年なので、PMFオーケストラの演奏曲目として選曲されたのは良かったのではないか。
日本の代表的な歌手陣をそろえ、合唱団も約170名の編成で、オーケストラが4管編成による「第九」。PMFウィ―ン、PMFミュンヘンの教授陣も加わっての演奏は物凄く迫力があった。(*PMFベルリンは函館での別公演のため不在)。ライナー・キュッヒルがコンサート・マスターを務めた。オスモ・ヴァンスカの指揮は指揮台に楽譜を置いての落ち着いた丁寧な指揮ぶりであった。昨日同様に今や名匠、巨匠とも言われるような雰囲気を漂わせる風格のある指揮者と言えるのではないか。

ベートーヴェンの「合唱」は数えきれないくらい聴いているが、4管編制での迫力のある今日の演奏はダイナミックで素晴らしかった。演奏会終了後、会場に居合わせたボランティア仲間とホールで暫し演奏会の感想を話し、ホールの出口で別のボランティア仲間と出会って地下鉄札幌駅までPMFの話題で会話を楽しんだ。音楽を通して交流を深めれる喜びは変え難い楽しみである。

***帰宅するや否や、17時から管理組合の理事会。理事長として、来月の通常総会のため議案審議。予定の1時間半がすぐ過ぎた。18時半から、管理組合役員新体制の打ち合わせで新組織つくり。何とか円満に事が運んで30分ほどで終了。来月末まで辛抱が続く。楽しんで仕事ができるのならいいが、ストレスがたまる。後期高齢者で、130世帯ほどのマンションの理事長を務めるのは大変である。あと1ヶ月程でその任を終える。私にとってコンサート鑑賞がストレス解消にもなっている。今週はKItaraでのボランティア活動が2日続く。時計台のボランティア活動の予定も今月はまだ2日残っている。自分の好きな活動は苦にならない。今月のコンサートの予定が6回あるのが楽しみではある。
寝る前の独り言。さすが疲れた。ブログを書くとあっという間に11時過ぎになる。
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年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

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