新専属オルガニスト オクタヴィアン・ソニエ デビューリサイタル

第16代札幌コンサートホール専属オルガニスト
オクタヴィアン・ソニエ デビューリサイタル

オクタヴィアン・ソニエ(Octavian Saunier)は1985年、ルーマニア生まれ。フランスで育ち、5歳でピアノを始め、10歳の時にオルガンに出会ってからオルガン一筋の生活だったそうである。リヨン国立高等音楽院に学ぶ。ソロコンサートの他、合唱や室内楽、オーケストラと共演。12年と13年にはリヨン国立管弦楽団とヤナーチェク「タラス・ブーリバ」、バルトーク「中国の不思議な役人」などで共演。Kitara専属オルガニストだった友人2人から勧められて招聘プログラムに応募。13年9月、第16代札幌コンサートホール専属オルガニストに就任。

Program
J.S.バッハ(1685-1750):[クラヴィーア練習曲集 第3部より] 《前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552/1》 、《われらすべて唯一の神を信ず BWV680》、《深き苦しみの淵より、われ汝を呼ぶ BWV686》、《われらの主キリスト、ヨルダン川に来たれり BWV684》、《フーガ 変ホ長調 BWV552/2》。
           [シューブラ―・コラール集より] 《目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV645》、《わが魂は主をたたう BWV648》、《ああ、われらとともにとどまりたまえ、主イエス・キリスト BWV649》。
           [トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564]  
                  
ヴィエルヌ(1870-1937):オルガン交響曲第2番 ホ短調 作品20より
フランク(1822-90):3つの小品より カンタービレ ロ長調
ヴィドール(1844-1937):オルガン交響曲第8番 ロ短調 作品42-4 フィナーレ
アラン(1911-40):間奏曲 JA66 bis
メシアン(1908-92):主の降誕より 御言葉
       聖霊降臨祭のミサより 閉祭唱ー聖霊の風

前半はバッハの作品、後半は19、20世紀のフランスの作品をそれぞれ約1時間も要した、やや盛り沢山の内容。意気込みは解ったが挨拶、休憩を含めて2時間半の演奏時間は少し長過ぎた感あり。

第15代が女性で柔らかい音を出していた印象が強かったせいかも知れないが、今回の男性オルガニストの演奏は力強かった。特に鍵盤を弾く力が強い所為か、バッハの演奏は何となく単調に聴こえた。聴き慣れた曲が「目覚めよ、と呼ぶ声あり」や「トッカータ、アダージョとフーガ」ぐらいで、自分自身が多分バッハの曲に固定観念があるためだろう。

ヴィエルヌの「オルガン交響曲第2番」は聴きごたえがあった。ヴィドールの「オルガン交響曲第8番のフィナーレ」も良かった。今度のオルガニストはオルガン交響曲が得意なのかも知れないと思った。
アンコールに弾いた「即興演奏」は今迄に聴いたことがない演奏ぶりでとても面白かった。ストップを頻繁に使用して鳥の鳴き声を連想させる美しい曲で、メシアンの鳥のテーマと関係があるのかと一瞬思ったが即興演奏と解ってビックリ。今日一番の印象に残った演奏。
オルガンは良く解らないので的外れの感想かも知れない。

第16代オルガニストは先月のKitaraボランティアのダイレクト・メールの作業の折に挨拶に来たが、愛想が良く、コミュニケーションの取り方も抜群で、人柄も良く、日本に溶け込む態度はボランティアに好印象を与えた。今後の活動が期待大である。











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Author:fsuterry
年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

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