シネマ歌舞伎 「ヤマトタケル」

シネマ歌舞伎は坂東玉三郎主演の泉鏡花の作品「海神別荘」、「高野聖」を観たことがある。
4代目市川猿之助の襲名披露(?)の演目「ヤマトタケル」が今回シネマ歌舞伎として上映された。スーパー歌舞伎は3代目市川猿之助が1986年に始めて、当時は大変な話題を集めた。古典芸能としての歌舞伎が現代風歌舞伎に仕上げられた。言葉が日常使われる日本語なので解りやすいのが特徴。演出も現代風。今迄になかった新しい歌舞伎は日本だけでなく海外でも上演された。

「ヤマトタケル」は《新橋演舞場》で上演されたが、舞台での役の入れ替わりや、最後に鳥になって大空を駆け巡り、雲の中に消えていく場面は圧巻であった。
脚本は梅原猛。演出は蜷川幸雄。大和の国の双子の皇子役は市川猿之助、父帝役が市川中車。猿之助は市川亀治郎として多方面で活躍し、中車は香川照之として長い期間に亘って俳優として活躍している。
梅原猛は日本を代表する哲学者として有名であるが、この歌舞伎の脚本家とは意外であった。猿之助は蜷川演出によるシェクスピア劇「ヴェニスの商人」のシャイロック役で、香川照之は連続テレビドラマ「半沢直樹」で大喝采を受けており、今後の活躍がますます注目される。
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年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

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