バボラークと木管の名手によるアンサンブルコンサート(2013.7.11)

バボラークと木管の名手によるアンサンブルコンサート
(PMF Virtuosi Ensemble - with Radek Baborak -)

出演:ラデク・バボラーク(指揮/ホルン)、
   PMFヨーロッパ木管教授陣(ワルター・アウアー(fl)、ヤナ・ブロジュコヴァ(ob)、                      ラスロ・クティ(cl)、ミヒャエル・ヴェルバ(fg))
   PMFオーケストラ・メンバー、PMFピアニスト(沢木良子)

教授陣でウィーン・フィルのミヒャエル・ヴェルバはPMFには93年以降8回目の参加。他の管楽器の教授陣はPMF初参加。

演奏曲目: 
 グノー:小交響曲(指揮:バボラーク、フルート:アウアー、オーボエ:ブロジュコヴァ―、
          クラリネット:クティ、ファゴット:ヴェルバ、
          PMFオーケストラ・メンバー)
ベートーヴェン:ピアノと木管のための五重奏曲 変ホ長調 作品16
          (ピアノ、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン)
 モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」から 序曲
 ドヴォルザーク:セレナード ニ短調 作品44 

バボラークのホルンを堪能しようと期待していた演奏会だったが、彼のホルン演奏は1曲だけであった。正直なところ少々ガッカリ。指揮をすることは判っていたが「演奏しながら、指揮もする」と思っていた。指揮に専念したのが結果的に3曲もあった。
勿論、演奏会はそれなりに満足できるものであった。バボラークの指揮ぶりも非常に丁寧で、まるで楽器を演奏している雰囲気も感じ取れた。

グノーの「小交響曲」は9人の管楽器奏者のための曲。教授陣以外のFl. Ob. Cl.の各1、Hrn2はアカデミー生。フルートの美しいソロもあり、リズミカルな管楽アンサンブルが満員の小ホールに響き渡った。

Beethoven:Quintet for Piano, Oboe, Clarinet, Bassoon and Horn in E-flat major Op.16
が英語名で、日本語訳の場合「管楽器のための、、、」か「木管のための、、、」か煩わしい。元は木管であったものが現在は金管になっている楽器があるので日本語訳は曖昧になる。
いずれにしても、本日の演奏曲でPMFピアニストとPMFヨーロッパの教授陣だけの演奏はこの曲が唯一であった。ピアノが加わると管楽器の演奏が一層華やかに輝いて、いろいろな楽器の組み合わせで作曲したベートーヴェンの偉大さを感じた。

後半は、今日のコンサートの最初の曲に予定されていたモーツアルトの「フィガロの結婚」序曲。5分程度の曲だったので、前半の最初が適当だったが事情あっての変更は止むを得ない。聴衆にとって今日の演奏曲目で唯一つの聴き慣れた曲だったのではないだろうか。私もその一人である。

最後に演奏された「セレナード」は有名な「弦楽セレナード」を「管楽セレナード」として編曲したものを演奏するのかも知れないと思っていた。プログラム・ノートを読んで勘違いに気付きました。
楽器編成は2Ob. 2Cl. 2Fg. Cfg. 3Hrn. Vc. Cbで12人。Cfg.はコントラファゴット。「弦楽セレナード」と同じようにチェコの民俗的要素が出ていて民族舞曲のメロディも多く見られ快活で魅力的な曲になっている。
管楽器だけでなく、チェロ、コントラバスの低音弦楽器も使用されているので曲が深みを増している。

最後に記しておきたいが、当日のプログラムや曲順に変更がある場合には、必ず放送をして客への周知徹底を心がけてもらいたい。
私は幸いホールに入る前に案内板に貼ってある紙を見て入場したのでプログラムの曲順の変更は承知していた。どのくらいの人がその紙を見たかは定かでないが、ごく一部の人だと想像する。私はここ数日毎日Kitaraに来ているが、同じアナウンスが繰り返し流されている。当日の客に一番必要な情報が放送を通じてなぜ知らされないのか極めて疑問に思う。
目の不自由な人への配慮はどうなっているのだろうか? 今迄にも似たような出来事が無いわけではない。
不測の事態が発生した場合に放送できちんとした指示が流されるのか不安になってしまう。
(予め録音しておいたアナウンスを決まった時間に流している感じを受けたのであるが、誤解だろうか。)











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Author:fsuterry
年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

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