Kitaraオルガン・アドベンチャーのドレミ隊

Kitara主催で毎年8月の夏休みの期間中に≪オルガン・アドベンチャー≫というコンサートが主として子ども向けに開催されている。
《大迫力の演奏をスクリーンで楽しもう! 巨大オルガンにカメラが潜入! オルガンと一緒に演奏しよう! みんなで一緒に歌おう! バックステージツアーに参加してオルガンに大接近!》

上記が今年のアドベンチャーの中身。 09年、10年、Kitaraボランティアとしてバックステージの案内活動を行なっていたが、今年は3年ぶりに参加。従来の活動のつもりでいたら、「ドレミ隊」としてステージに上がる活動が加わった。ボランティア組織の推進委員から依頼されて、最初は辞退したが結局承諾。

今日は午後の活動予定であったが、リハーサールが午前中にあるとのことで今朝11時からのリハーサルに間に合うようにKitaraに出かけた。出番はほんの少しでも、リハーサールにはすべて出る事情は理解できた。

「ドレミの歌」にボランティア4名(男性2名、女性2名)が「ドレミ隊」として参加。他3名は司会者、オルガニストのカチョル、Kitara職員。スタッフから振付の説明を受けて、ステージリハーサル。頭で理解できても、直ぐ行動に結びつかないのは運動神経が鈍くなっている証拠。本番でもあまり上手く行かなかった。全員での合唱で[ド]を表す〈ドウナツ〉の絵を持って、何とか楽しい雰囲気は出せたのではないか?

オルガニストのマグダレナ・カチョルはオルガン演奏もあって大変なのにドレミ隊に参加して、リハーサルにも加わった。Kitaraのスタッフとも打ち解けて剽軽な行動をしているのにビックリ! リハーサールの出番を待つ間に、思い切って話しかけてみると気軽に応じてくれた。第15代札幌コンサートホール専属オルガニストとして1年間の任期も今月で終えるが、精一杯いろいろな活動を楽しんでいる様子を見て嬉しく思った。
本番でも彼女がモデルのようにステージで振る舞う姿は、ヨーロッパの音楽院では演劇や舞踊も学んでいることを思い起こさせてくれた。

私は10代~13代までの4人のオルガニストに日本語を教える活動をしてきたが、彼らの活動はエネルギーに満ち溢れていた。歴代のオルガニストがKitaraに戻ってきているので、いつの日か再会できることを楽しみにしている。

今日のコンサートは従来のマンネリ化したオルガン・アドベンチャーのプログラムと違って新鮮な印象を受けた。リコーダーやいろいろな楽器を持ってきて親子連れで楽しんでいる家族が沢山いて、パイプオルガンの近くでは興味津々な子供たちの姿が強く印象に残った。小さな子どもまで「楽しかった」と答えてくれたのも印象的。
見学終了後にホアイエに置かれたオルガンの模型の前で、オルガニストが子どもたちと記念写真に納まる光景を目にしたが、彼女のサービス精神も大したもの。お互いに良い思い出になり、子供たちも音楽が楽しくて、身近なものになれば嬉しいことだ。

Kitaraのステージでは3年前だと思うが、300名くらいの見学者を迎えて大ホールとオルガンの説明をしたことを思い出すが、今回はとても楽しかった。控室でKitaraのTシャツに着替えることになって、楽屋を使わせてもらった。演奏家にでもなった気分でワクワクした。

今日のコンサートにはボランティアが運営補助活動にも加わって、Kitara職員と連絡を密にして活動出来たらしい。お互いに協力して作り上げた結果が、楽しい時間を過ごした子どもたちの様子に表れていた。私も職員の心遣いで役目を終えることができた。

700名弱の客に対応したボランティアは約40名。すべて終わって、Kitaraを後にしたのが4時半ごろ。意外と疲労感はなかった。

*「ドレミの歌」は日本でもよく知られているが、歌詞は言語によって違う。「ドレミファソラシド」は英語では“Do,Re,Mi,Fa.So,Ra,Ti,Do”となる。発音も違うが、全く違うのが「シ」と「ティ」の違い。ちなみに英語の歌詞を書いておきます。

Do, Re, Mi, Fa, So, Ra, Ti, Do
Doe, a deer, a female deer,  (ドは雌の鹿の“doe”と同じ音)
Ray, a drop of golden sun,    (レは太陽から注ぐ光線の“ray”と音が同じ)
Me, a name I call myself,     (ミは自分を呼ぶときの名前)
Far, a long, long way to run,   (ファはずっと遠くへ走る時の“far”)
Sew, a needle pulling thread,   (ソは針が糸を引っ張って縫う“sew”)
La, a note to follow sew,     (ラはソに続く音)
Tea, a drink with jam and bread (ティはパンにジャムをつけて食べるとき飲む“tea”)
That will bring back to Doe.   (そしてまたドにもどる)

あとの歌詞はほぼ日本語と同じですが、興味がありましたら英語の歌に挑戦してみませんか。メロディは同じです。それぞれの国で歌いやすいように、知っている言葉の歌詞に変えているのだと思います。

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Kitaraホール見学者の案内活動(2013・5・9)

 今日は半年ぶりにKitaraホール見学者の案内活動に携わった、前年(9月30日)の前橋汀子のコンサート終了後にあった案内活動以来とあって、久し振りの緊張感と充実感を味わった。

 1997年のオープンから札幌コンサートホールのKitara Club会員であるが、Kitaraボランティアに加入したのは2007年4月である。
 Kitara Club会員向けのダイレクトメール(DM)発送活動が全員の必須活動で、ホール見学者の案内活動、Kitara Club会員向け機関紙「Symphonia Kitara」の編集活動、オルガニストの日本語サポート活動、リスト音楽院セミナー等の運営補助活動などが任意の活動である。

 本日の見学希望の団体は「豊平区創造学園」。高齢者教室のプログラムで57名の参加者。1グループ6名の10グル―プに分けてボランティア14名で対応。この数年は小グループ編成で各個人に行き届いた説明ができる体制を作っている。

 大ホール、小ホール、楽屋、ピアノ庫、パイプオルガン、ホアイエなどホール内の見学を通して、普段のコンサート鑑賞時には学び取れない知識を得て、より身近にホールを感じ取ってもらい、次回以降のより豊かな音楽鑑賞につなげてもらう狙いがある。
 以前の大人数での対応に比べて少人数での対応の場合、見学者の反応は凄く良い。私が担当した見学者は高齢者と言っても元気で若々しく、Kitaraにも結構通っている人もいた。ホール内の建築意匠の説明にも関心を示し、バックステージの様子も解って、≪次回から違った角度で音楽を楽しめる≫と口にしてくれた人が何人かいたのは嬉しいことであった。

 ベルリン・フィルハーモニー芸術監督のサー・サイモン・ラトルは1998年5月、当時バーミンガム市交響楽団音楽監督としてKitaraで同団を指揮した折に、「現代的なホールとしては世界最高」と折紙をつけたと言われる。札幌コンサートホールはモダンなホールの中に過去の札幌における建造物の意匠を数多く残している。具体的な建築意匠については別な機会に触れてみたいと思う。

 
 

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Author:fsuterry
年間60回以上札幌コンサートホールKitaraに通うクラシック音楽ファン。クラシック全般に関心があるがオーケストラ・ピアノ曲が特に好きである。 

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